決算書 financial statements 2004 6 29

 投資家だけでなく、サラリーマンも、
決算書の見方を勉強しておくべきです。
 決算書は、マージャンを覚えるよりも簡単です。
これは、私の体験からも言えることです。
 私は、大学時代、確かサークルの合宿で、こんなことがありました。
先輩から、こんなことを言われたのです。
「君も、社会人になるならば、少なくとも、決算書の見方を勉強しなければならない。
だから、わかりやすい参考書を持ってきた。
それから、マージャンの参考書もある。
これも勉強してほしい。
実は、マージャンのメンツが足りなくなるという緊急事態となった。
そういうわけで、大至急、勉強してほしい。」
 私は、決算書の見方については、それほど、苦労しませんでした。
半日、その参考書を読めば、よく、わかりました。
 決算書について、むずかしいという話を聞きますが、
それは、簿記から勉強してしまうからです。
 専門家ならばともかく、投資家やサラリーマンに、簿記の勉強は不要です。
これについて、わかりやすく、たとえ話をしましょう。
自動車にたとえれば、決算書の見方は、運転の仕方です。
簿記の勉強は、自動車の組み立ての仕方です。
自動車メーカーに入社したいならばともかく、
一般の人は、自動車の組み立ての仕方を知る必要はありません。
 いずれにせよ、決算書の見方を勉強しておくべきです。
決算書がわからないと、車の運転の仕方がわからないまま、
資本主義社会の道を走ることになります。
 さて、マージャンですが、私は、大変、苦労しました。
マージャンの「役」のパターンを覚えるのも大変でしたが、
点数の計算が、これまた、むずかしい。
さらに、マージャンの理論的なことを覚えても、
今度は、マージャンの牌を上手に積み上げるのが、初心者にとって、むずかしい。
 それが、手先の訓練や指の刺激となって、大脳に、よい刺激を与える。
先輩は、そう言っていました。
確かに、指先は器用になりました。












































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